©森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会
第20回山本周五郎賞受賞、並びに2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計売上120万部を超えるベストセラー、森見登美彦著作の『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊)のアニメーション映画化が決定!京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語である本作は、大学生が選ぶ本第1位に選ばれ続けるなど、森見登美彦作品の中でも最もファンの多い作品の一つで、満を持しての初映像化。2017年4月7日(金)に全国公開となる。
主人公“先輩”のボイスキャストには、社会現象となったTBS系火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』など役者としての活動の他、シンガーソングライター、文筆家と様々な分野で活躍する、今最も注目の集まる星野源を起用。アニメ声優として単独初主演の星野は、“黒髪の乙女”にひそかに思いを寄せるも、外堀を埋めるばかりで一向に進展しない冴えない役を演じる。
また“先輩”が思いを寄せるヒロイン、“黒髪の乙女”に花澤香菜、“先輩”の学友である“学園祭事務局長”に神谷浩史、同じく“先輩”の学友“パンツ総番長”に、ロバートの秋山竜次、『四畳半神話大系』にも登場する“樋口師匠”に中井和哉が決定。同じく『四畳半神話大系』に登場する羽貫さん、古本市の神様は、前作に引き続き甲斐田裕子と吉野裕行、更に諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人と、話題作に続々出演中の超人気声優が集結。また大河ドラマ『真田丸』での活躍も記憶に新しい新妻聖子も参加し、前代未聞の超豪華キャストが作品を彩る。
本作の監督は、『四畳半神話大系』(2010)や、映画『マインド・ゲーム』(2004)、TVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』(2014)など、唯一無二の世界観を作りあげ観客を魅了してきた湯浅政明。中でも本作と同じく森見登美彦原作の『四畳半神話大系』は斬新な映像表現と構成力で熱狂的な人気を博し、TVアニメとして史上初の文化庁メディア芸術祭アニメ部門の大賞を受賞。他、脚本の上田誠(ヨーロッパ企画)、キャラクター原案の中村佑介、さらに主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATIONという、『四畳半神話大系』と同じクリエイター陣の夢の再集結が実現した。
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。
春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。
外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?